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参考4-3: モーションキャプチャデータの取り込み

Auto-Rig Proを利用したモーションデータの取り込み

有償アドオンのAuto-Rig Proを使ってモーションキャプチャデータを取り込むことができます.

Auto-Rig Proの起動

  • edit > preferences を開く
  • Add-ons > Auto-Rig Proにチェックをつける

Auto-Rig Pro Add-ons

Mixamoキャラクターデータのインポート

Mixamoキャラクターのダウンロード

必要なのはモデルデータのみ

  1. Charactersタブから必要なキャラクターを選択
  2. Downloadを押してFBXデータをダウンロードする

mixamo character

Mixamoデータのインポート

  1. File > Import > FBXでキャラクターデータをインポートする
  2. TポーズのキャラクターデータがBlenderに読み込まれる

モーションキャプチャデータのインポート

  1. File > Import > FBXでモーションキャプチャデータをインポートする
  2. キャラクターのスケルトンとモーションキャプチャデータのスケルトンが合わせて表示される

Import Data

Auto-Rig Proによるスケルトンの対応付け

入力,出力スケルトンの指定

  1. 右側ウィンドウからARPタブを開く
  2. Auto-Rig Pro: Remapを開く
  3. Source Armatureにモーションキャプチャデータのスケルトン Skeleton 003_Hipsを指定
  4. Target ArmatureにMixamoキャラクターのArmatureを指定
  5. Build Bones Listを押す

Remap Setting

スケルトンの位置を揃える

読み込み時にスケルトンの位置がずれている場合, 向きが変わったときに位置もずれてしまう模様.

事前に,motive側のスケルトンを移動させて,位置を揃えておく.

各ボーンの対応付け

[ルートボーンの設定]

  1. Skeleton_Spineを選択
  2. mixamorig:Hipsを選択
  3. Set as Rootにチェック

モーションキャプチャデータのルートがSpineで, 便宜上Mixamoリグのルートであるmixamorig:Hipsに割り当てている. (mixamorig:Spineもあるため,最良設定かどうかは微妙)

[その他のボーンの対応付け]

モーションキャプチャデータのスケルトンとmixamoのスケルトンのデータは かなり名前が類似しているので,一致しているものを対応付けする.

Remap Setting

名前の対応表

以下のような形で類似しているものを対応付ける.

  • Skeleton_Head...mixamorig:Head
  • Skeleton_HeadEnd...mixamorig:HeadTop_End
  • Skeleton_LToeEnd...mixamorig:LeftToe_End
  • Skeleton_LeftArm...mixamorig:LeftArm

対応付けのテンプレートファイル

remap_preset.bmap

  • Motiveのスケルトン: Skeleton
  • mixamoのスケルトン: mixamorig

と名前がついている場合のテンプレートファイルになっている. テンプレートファイルは,テキストファイルになっているので, スケルトン名が変わった場合にもテキスト置換で対応可能.

Re-Targetを実行する

  1. Re-Targetを開く
  2. OKボタンを押す(デフォルト設定でキーフレームが打たれている区間がコピーされる)

ReTarget

Result