参考: 波形データの観察
1. キーフレームアニメーションが設定された3Dシーンを読み込む
一度保存したデータを読み込む場合は,
- File > Open で読み込みたいファイル名を指定してシーンデータを開くことが可能.
2. Animationタブを開く
演習3からそのまま作業している場合は,Animationタブが開かれています.
データを読み込んだ場合は,Layoutタブに戻っている可能性があるので, Animationタブに変更すること.
3. ドープシートからグラフエディターに切り替える
キーフレームの登録状況のみが見えるドープシートから,波形データが見えるグラフエディターに切り替えます.
- View > Toggle Graph Editorを選択する
- オブジェクトを選択すると,移動・回転・拡大縮小の波形データが表示される
- Normalizeを選択すると,Y軸方向の表示がスケーリングされ,データを観測しやすい形になる.
Normalizeとは?
Normalizeは日本語では「正規化」という用語で,異なる範囲を持つ数値データに前処理を行って比較できるようにする処理です. 移動や回転では数値範囲が異なるが,正規化を行うと[-1, 1]の範囲にスケーリングされるので比較できるようになります.
4. カーブを見ながら,直線的な動き,曲線的な動きをデザインしてみましょう.
- 始点と終点をつなぐようにキーフレームを打つとどのようなグラフになるでしょうか?
- 間にいくつかキーフレームを入れて,動きを曲線的にしてみましょう.
Mixamoデータのアニメーションカーブを表示させる場合
違いがあるのは,関節の構造が複数あるため,Pose Modeで関節を選択する部分です.
- Animationタブを開く
- グラフエディターを開く
- Pose Modeにしてスケルトンの各関節を選択できるようにする.
- 3Dモデルビューでも,右側のアウトライナーでも選択できます.
- スケルトンの各関節を選択すると,各関節の波形データが見れる.
- Normalizeで正規化し,角度などの情報も分かりやすい形で確認する.