講義2: Blenderの利用準備
まず,3DCGソフトウェアのBlenderをインストールします.
Blenderのファイルサイズは大きいため,事前に公式サイトからインストーラーをダウンロードしてください.
- 公式サイトからBlenderのインストーラー(dmgファイル)をダウンロードする.
- dmg ファイルをダブルクリック(ディスクイメージをマウント)
Blender.app
をアプリケーションフォルダへドラッグ.
以下,参考までにHomebrewを使ったインストール方法を記載しておきます.
Blenderの起動確認
ここまでの作業で,Blenderがインストールされているはずで,アプリケーションが起動できるかテストしてみましょう.
Launchapadに追加されたBlenderをクリックしてアプリケーションを起動してください.
画面構成
デフォルトのタブはLayoutになっています.
- 3Dビューポート: 3Dモデルの表示
- タイムライン: アニメーション再生
- アウトライナー: モデルの選択
- プロパティ: 属性値の設定
が表示された状態で,主に3Dモデルの配置を行ったり,カメラ設定を行うのに特化したモードになっています.
カメラの移動
マウスでの操作
情報実験室1には有線マウスが設置されています.
ホイールを押し込むと真ん中ボタンを押したことになるので,
視点回転や視点移動を試してみてください.
- 真ん中ボタンでドラッグ:視点回転
- Shift+真ん中ボタンでドラッグ:視点移動
- ホイール:拡大縮小
ナビゲーションコントロールでの操作
視点の操作は,右上のナビゲーションコントロール部分でも可能です.
(カメラによらず,Blenderではマウスがあると様々な操作がしやすくなるので持っている人はマウスを使うことをお勧めします)
以降,Blenderで必要な操作については,演習内容と共に確認してください.
Blenderの言語設定について
「日本語」,「英語」どちらでも利用可ですが, 授業資料は英語に統一します.
授業資料と自分の環境でメニューの対応が分かりにくい場合は, 以下の手順で言語設定を「英語」に変更してください.
- 編集 > プレファレンス を開く
- インターフェイス > 翻訳の言語設定を確認する
- 言語設定を「日本語」→「English」に変更する
参考: タッチパッドでのBlender操作
情報実験室1では有線マウスが使えるため,タッチパッドの操作は特に気にしなくて大丈夫です.
※ 自宅で課題を行う際には,マウスがあると便利です.
※ 以下,自宅にマウスが無い場合の設定の参考です.
真ん中ボタンを Alt + タップ で使えるようにする
- Edit > Preferences を開く
- Input > Mouseを確認する
- Emulate 3 Buttonをオンにする
この設定を行うと,Alt + タップで真ん中ボタンの操作ができるようになります.
カメラビューでの操作
- 二本指でドラッグ:視点回転
- Shift+ニ本指でドラッグ:視点移動
- command+二本指でドラッグ:拡大縮小
「blender トラックパッド」で検索すると色々出てくるので参考にすると良いと思います.
参考ページ: